エルドアカジノをめぐる台湾の事件が教えてくれること

オンラインカジノ,ギャンブル日記,日常エルドアカジノ,オンカジ,事件,信頼性

合法と非合法のはざまにあるグレーゾーンにあるオンラインカジノで遊んでいるとついつい忘れがちだが、オンラインカジノの業界では、たまにではあるが、逮捕や摘発のニュースが出る。

明らかな悪質カジノの摘発については、まあ、納得もできる。見せしめでしかないような逮捕や書類送検のような案件は、ビビりはするものの、まだまだ大丈夫かという感じがある。

問題なのは、オンラインカジノの業界のなかで、日本人プレイヤーにとっても「安全」とされているような信頼性が高いオンラインカジノにまつわる場所で、逮捕や摘発があった場合ではないだろうか。

2022年の冬にあった「台湾のマーケティング会社への強制捜査によるオンカジ関係者の大量逮捕」のニュースは、現地のニュース映像にエルドアカジノの画面が映っていたことから、様々な物議や憶測を生み「エルドアカジノもヤバいんじゃね?」というような論争に発展したことでも記憶に新しい。

周知のとおり、エルドアカジノというのはオンカジ業界のなかでもかなり高い信頼性でもって知られているオンカジである。

そのエルドアカジノに関係があるかもしれないという形での台湾での事件であるからして、当然、多くの日本人プレイヤーの心胆をも寒からしめたってわけだ。

台湾の事件はエルドアカジノの信頼性を損なうものではない

結論からいうと、いまのところ、台湾における今回の事件は、エルドアカジノの信頼性を損なうようなものではないし、我々のような日本人プレイヤーがエルドアカジノで遊んでいるという事実が即座に逮捕につながることを意味する事件でもない。

このことは、現在もエルドアカジノの営業が平然と続いていることを見るだけでも一目瞭然ではある。

そもそも、台湾でのニュースは「ニュース映像にエルドアカジノの画像が映っていた」ということだけがエルドアカジノとの接点であり、エルドアカジノとは無関係の事件である可能性のほうがだいぶ濃厚である。

たとえていうならば「犯人がルフィと呼ばれていた」ということと『ワンピース』くらいの距離はあるんじゃないだろうか。

『ワンピース』が詐欺犯罪に直接的には関係していないように、エルドアカジノも今回の事件には直接的な関係がない、といったところだろう。

まあ、ルフィの印象が少し悪くなったのと同じようなことがエルドアカジノにも起こって、信頼性が少しだけ落ちたってことはあるかもしれないが、微々たるもんでしかないだろう。

台湾は日本よりもギャンブルの取り締まりが厳しい

だいたい台湾のニュースは不透明な部分や曖昧な部分が多すぎて判断に困るようなものではあるんだが、大前提として「台湾は日本よりもかなり賭博にキビシイ」ってことは知っておく必要があるだろう。

台湾ってのはギャンブラーが生息できない場所だ。

許されているギャンブルは宝くじだけであり、そのほかのギャンブルはすべて違法。パチンコすら合法で打てないってのが台湾の厳しすぎるギャンブル事情だ。

そんな土地であるからには、オンラインカジノをプレイすること自体が危険であるかもしれないし、ましてや、オンラインカジノを紹介しているようなアフィリエイトの誘導の記事すらが、摘発や逮捕の対象になりうるだろう。

台湾の事件は、マーケティング会社への強制捜査だってことだから「アフィリエイトで登録をさせて台湾の人民に金を使わせた」ってことが理由で、台湾当局の強制捜査が入ったと考えられる。

台湾の事件とエルドアカジノの直接性を問うことは難しい

エルドアカジノの声明文を見ると「マーケティングの外注先の下請け会社」と書いてあったから、そこに油断があったのだろうし、完全に「無関係」とは言えないのかもしれないが、エルドアカジノの直接性を問うのは難しい気がする。

エルドアカジノと、台湾のマーケティング会社の間には、古い例えになって申しわけないが「マイミクのマイミク」くらいの「繋がっているがかなり離れた距離」がある。

「エルドアカジノ→マーケティングの外注先→その外注先の下請け会社」という感じで、あいだに「マーケティングの外注先」が入ってるのが今回の事件の勘所で、この「マーケティングの外注先」ってのが、そもそもどこの国にあるものなのかを、われわれは知ることができない。

エルドアカジノの運営会社がイギリスであることは明らかだけれども「マーケティングの外注先」がどこにあろうとも「台湾のマーケティング会社」に指示を出すことは可能だろう。

その「マーケティングの外注先」が、もし「ギャンブルに厳しい台湾」にあったのならば、エルドアカジノも俺はアウトだと思う。

だけど、台湾以外の、オンラインカジノが合法の国に、もし「マーケティングの外注先」があって、そこから「台湾の下請け会社」に指示が出ていたとするならば、エルドアカジノの直接性を問うことはかなり難しくなると思う。

エルドアカジノの営業が続いているってことは、たぶんではあるけれど「直接性を問うことができなかった」「マーケティングの外注先に問題があった」ということをそのまま意味しているのではないだろうか。

エルドアカジノは外注先との提携関係を停止している

エルドアカジノの声明文に「外注先のチェックに不備があったこと」「現在は当外注先との提携関係を止めており」と書いてあることに注目すると「エルドアカジノの直接性は、やはりない」と判断できるように思う。

今回の台湾の事件で、摘発されたのはまずは下請け会社であり、操作の対象として問題を抱えているのはこの下請け会社に仕事を依頼していた「外注先」であるだろう。

我々は、ニュースの続報がないために、寡聞にしてこの「外注先」が事件にどのくらい関与していたのかだとか、処分の実態を知ることができない。

エルドアカジノが、声明文として「外注先との提携関係を止めており」と書いていることと、エルドアカジノの営業がつつがなく続いている現在の状況をあわせて考えることが必要だ。
おそらく「外注先」には何かしらの責任が発生し、事件との関与、その直接性が問われる流れがあったことが想像される。

そのうえで、エルドアカジノは「提携を停止する」という対応だけで済んでいる。「外注先」が台湾にあったならば、エルドアカジノは「提携を停止する」だけでは責任を回避することはできなかったはずだ。

おそらくは「外注先」は台湾以外の場所にあった。そして、その「外注先」は台湾のギャンブル事情を知っていてか知らずかはわからないが、台湾の下請け会社に軽率に依頼をしてしまった、ということなのだろう。

日本もまたエルドアカジノの外注先の下請けである

日本が台湾ほどにはギャンブルに厳しくなく、グレーゾーンであるうちは、エルドアカジノの外注先が日本の下請け会社にマーケティングの依頼をしたとしても、強制捜査は難しいだろう。

しかし、それは「難しい」というだけであり「完全に安心できる」ということを意味しないということは、忘れてはいけないように思う。

現在、日本でオンラインカジノの紹介記事を営利目的で書いているような会社は、基本的には、この「強制捜査された台湾の下請け会社」とほぼ同じ立ち位置にある。

日本の下請け会社も、その宣伝は、エルドアカジノと提携している「外注先」から依頼されてのものであり、金銭が発生する構造はまったく同じである。

日本人がオンラインカジノで遊べていることの背景を考えると「日本なら、いまのところはまだ大丈夫だろう」というエルドアカジノ側の判断が、外注先にも行き届いているということが想像できる。

実際、完全日本語対応の新規カジノサイトである「エルドアアイオー」を新規に増設するくらいには、エルドアカジノの運営が「日本がグレーゾーンであること」をかなり信頼していることは明らかだ。

日本人はエルドアカジノで遊べる猶予期間のなかにいる

台湾の事件は、現在のエルドアカジノとオンラインカジノで遊べている日本人に与えられている猶予期間と「今後は日本も台湾になりうる」という未来の危機の二つを提示した象徴的な事件であるように思われる。

台湾の事件を通して、エルドアカジノは「危うい場所には絶対に近づかない」という態度を徹底することにしたはずである。

となると、台湾で起こったような事件を今後は可能なかぎり回避するようにかなり注意深く運営しているに違いない。

そのような注意深い運営が、潤沢な入金不要ボーナスなども付与し、平然と運営を続け、新規の日本語対応カジノなどを作っている現状を考えると「日本人でありながらエルドアカジノをプレイすること」はまだまだ大丈夫である、ということがおのずと証明されていくようでもある。

エルドアカジノと日本の関係はまだ台湾化していない

京都の警察官がオンラインカジノで書類送検にされるなどの事件があったことを考慮すると、今後の日本がいつ「台湾化」するかはわからないが、エルドアカジノと日本の関係はまだ「台湾化」していない。

この「エルドアカジノで遊べる状況」は永遠ではないだろう。しかし、その日がくるまでは、エルドアカジノで遊ぶのは「グレーゾーン」のなかで許されている。

それに、エルドアカジノも日本人相手なら「入金不要ボーナス」をあげてもいいと、いまのところは考えてくれている。

いまの台湾は明日の日本かもしれないが、いまの日本は、ありがたいことに、いまの台湾ではない。

だから、エルドアカジノで遊べるうちに思うぞんぶんエルアドカジノで遊んでおいて、ヤバそうになったらすぐに足を洗えるようにしておこう。

で、その日がくるまでに、入金不要ボーナスを出金することを忘れずにってのが、台湾の事件が我々にくれた教訓であるだろう。

エルドアカジノの台湾での事件のまとめと結論

エルドアカジノの台湾での事件から得られる教訓としては、将来的にはどうなるか不明なオンラインカジノというものなので「触らぬもよし」「今のうちに遊べるだけ遊んでおくもよし」だ。

「今のうち」と言ったのは、ことさら日本ユーザーをエルドアが優遇してくれているからだ。

登録だけで5000円のチップをくれる「5000円入金不要ボーナスサービス」を展開しているのは日本ユーザーに向けてだけらしい。

せっかくなら貰って遊ぶんでおきたいと思うのは人情だ。ちなみに、貰って遊ぶだけなら賭博にならない、つまり違法ではない。とはいえ、その後入金~出金すると賭博成立してしまうので注意が必要だ。

くれぐれも度の過ぎる火遊びにならないようにしてくれ。